chapter-1.ライオン傭兵団編 【小説】片翼の召喚士-episode029 ライオン傭兵団編-episode029 【片翼の召喚士】 ヴァルトは藁束の上に立ち上がり、片手を腰にあて、もう片方の手を前方に伸ばすと、人差し指を積まれた木箱にビシリと向けた。 「ありゃ、判っちゃった~?」 ヘラリと... 2020.10.21 chapter-1.ライオン傭兵団編
chapter-1.ライオン傭兵団編 【小説】片翼の召喚士-episode028 ライオン傭兵団編-episode028 【片翼の召喚士】 世界には三つの種からなる人間が住んでいる。その中の一つがアイオン族。 背に2枚の巨大な翼を有し、天空を自在に翔け風を読み、ほとんどの者が優れた容姿を持つ。翼は自在に... 2020.10.21 chapter-1.ライオン傭兵団編
chapter-1.ライオン傭兵団編 【小説】片翼の召喚士-episode027 ライオン傭兵団編-episode027 【片翼の召喚士】 ライオン傭兵団に引っ越してきて、一週間ほど過ぎても、キュッリッキはまだ談話室に入ることができずにいた。 今はアジトに全員顔を揃えているし、たいていみんな談話室に揃っ... 2020.10.21 chapter-1.ライオン傭兵団編
chapter-1.ライオン傭兵団編 【小説】片翼の召喚士-episode026 ライオン傭兵団編-episode026 【片翼の召喚士】 「よっ」 ヒョイっとギャリーが顔を出した。 「…ギャリー」 ベッドに腰掛けて服をたたんでいたキュッリッキは、若干身を固くして首をすくめる。 警戒... 2020.10.21 chapter-1.ライオン傭兵団編
chapter-1.ライオン傭兵団編 【小説】片翼の召喚士-episode025 ライオン傭兵団編-episode025 【片翼の召喚士】 もとから少食で、普通の量に盛られた料理を食べるのも遅い。食べたくないのではなく、すぐ満腹感を得てしまうのだ。 幸いババロアは喉越しもよく、お腹いっぱいに食べられそう... 2020.10.21 chapter-1.ライオン傭兵団編
chapter-1.ライオン傭兵団編 【小説】片翼の召喚士-episode024 ライオン傭兵団編-episode024 【片翼の召喚士】 「さ~てぇ、次はぁ、台所よ~ん」 台所に近づくにつれ、美味しそうな匂いが漂ってきていた。 「おじちゃーん、おばちゃーん、ちょぉっといいかしらあ~」 「おや... 2020.10.21 chapter-1.ライオン傭兵団編
chapter-1.ライオン傭兵団編 【小説】片翼の召喚士-episode023 ライオン傭兵団編-episode023 【片翼の召喚士】 仕事のため何人か不在にしていたが、カーティスやギャリーをはじめ、歓迎会の時に居た面々が顔を揃えていた。 ソファに座って本を読んでいたカーティスは、本を閉じて立ち上が... 2020.10.21 chapter-1.ライオン傭兵団編
chapter-1.ライオン傭兵団編 【小説】片翼の召喚士-episode022 ライオン傭兵団編-episode022 【片翼の召喚士】 ベルトルドがリュリュから”ねっとり”お仕置きされていた頃、キュッリッキの引越が行われていた。 仕事で抜けられなかったハドリーの計らいで、ライオン傭兵団からメルヴィン... 2020.10.18 chapter-1.ライオン傭兵団編
chapter-1.ライオン傭兵団編 【小説】片翼の召喚士-episode021 ライオン傭兵団編-episode021 【片翼の召喚士】 ハンコをぽちっ、ハンコをぽちぽちっ、サインをササッ、そして書類を積み上げる。そんな作業的業務をこなしていると、ベルトルドは斜め前方にある、小さなデスク前のリュリュを見た。 ... 2020.10.18 chapter-1.ライオン傭兵団編
chapter-1.ライオン傭兵団編 【小説】片翼の召喚士-episode020 ライオン傭兵団編-episode020 【片翼の召喚士】 「それにしてもよう、あのババアども、マジ凄かったな」 「ああ、彼女たちは戦闘スキル〈才能〉を持つ、元傭兵出身者なんです」 「マジすか…」 頷いてハドリーは... 2020.10.14 chapter-1.ライオン傭兵団編