【小説】

【小説】 【小説】
読み切り短編から、長編小説など、オリジナルの小説集です。
ジャンルは、異世界ファンタジー、童話風ハートウォーミング、現代モノドラマ、コメディなど。
chapter-1.ライオン傭兵団編

【小説】片翼の召喚士-episode029

ライオン傭兵団編-episode029 【片翼の召喚士】  ヴァルトは藁束の上に立ち上がり、片手を腰にあて、もう片方の手を前方に伸ばすと、人差し指を積まれた木箱にビシリと向けた。 「ありゃ、判っちゃった~?」  ヘラリと...
chapter-1.ライオン傭兵団編

【小説】片翼の召喚士-episode028

ライオン傭兵団編-episode028 【片翼の召喚士】  世界には三つの種からなる人間が住んでいる。その中の一つがアイオン族。  背に2枚の巨大な翼を有し、天空を自在に翔け風を読み、ほとんどの者が優れた容姿を持つ。翼は自在に...
chapter-1.ライオン傭兵団編

【小説】片翼の召喚士-episode027

ライオン傭兵団編-episode027 【片翼の召喚士】  ライオン傭兵団に引っ越してきて、一週間ほど過ぎても、キュッリッキはまだ談話室に入ることができずにいた。  今はアジトに全員顔を揃えているし、たいていみんな談話室に揃っ...
chapter-1.ライオン傭兵団編

【小説】片翼の召喚士-episode026

ライオン傭兵団編-episode026 【片翼の召喚士】 「よっ」  ヒョイっとギャリーが顔を出した。 「…ギャリー」  ベッドに腰掛けて服をたたんでいたキュッリッキは、若干身を固くして首をすくめる。  警戒...
chapter-1.ライオン傭兵団編

【小説】片翼の召喚士-episode025

ライオン傭兵団編-episode025 【片翼の召喚士】  もとから少食で、普通の量に盛られた料理を食べるのも遅い。食べたくないのではなく、すぐ満腹感を得てしまうのだ。  幸いババロアは喉越しもよく、お腹いっぱいに食べられそう...
chapter-1.ライオン傭兵団編

【小説】片翼の召喚士-episode024

ライオン傭兵団編-episode024 【片翼の召喚士】 「さ~てぇ、次はぁ、台所よ~ん」  台所に近づくにつれ、美味しそうな匂いが漂ってきていた。 「おじちゃーん、おばちゃーん、ちょぉっといいかしらあ~」 「おや...
chapter-1.ライオン傭兵団編

【小説】片翼の召喚士-episode023

ライオン傭兵団編-episode023 【片翼の召喚士】  仕事のため何人か不在にしていたが、カーティスやギャリーをはじめ、歓迎会の時に居た面々が顔を揃えていた。  ソファに座って本を読んでいたカーティスは、本を閉じて立ち上が...
chapter-1.ライオン傭兵団編

【小説】片翼の召喚士-episode022

ライオン傭兵団編-episode022 【片翼の召喚士】  ベルトルドがリュリュから”ねっとり”お仕置きされていた頃、キュッリッキの引越が行われていた。  仕事で抜けられなかったハドリーの計らいで、ライオン傭兵団からメルヴィン...
chapter-1.ライオン傭兵団編

【小説】片翼の召喚士-episode021

ライオン傭兵団編-episode021 【片翼の召喚士】  ハンコをぽちっ、ハンコをぽちぽちっ、サインをササッ、そして書類を積み上げる。そんな作業的業務をこなしていると、ベルトルドは斜め前方にある、小さなデスク前のリュリュを見た。 ...
眠りの果てに

【小説】眠りの果てに 第三話:パヴリーナとアンジェリーン

第三話:パヴリーナとアンジェリーン 「お城の生活には慣れましたか?」  鏡台の前で丁寧に髪をすきながら、クローデットは陽気に話しかけた。 「まだまだよ。でも、クローデットが起こしにきてくれるまで、我慢できるようになったわ...